「湿布を貼ると少し楽になるけど、また同じ場所が痛くなる」「整形外科でレントゲンを撮っても異常なしと言われた」——そんな慢性腰痛でお悩みの方は多いのではないでしょうか。
実は、繰り返す腰痛のほとんどはその場の痛みを取り除くだけでは根本的な解決にならないケースがほとんどです。今回は、柔道整復師の視点から腰痛が繰り返す本当の原因について解説します。
なぜ腰痛は繰り返すのか
湿布や痛み止めは、炎症や痛みの信号を抑えるためには有効です。しかし、腰に過剰な負担をかけている根本的な原因にアプローチしなければ、同じ姿勢・同じ生活を続けている限り、腰痛は必ず戻ってきます。
原因を放置したまま痛みだけを抑え続けることは、警告ランプが点灯した車のランプだけを消すようなもの。エンジンの問題を解決しない限り、ランプはまた点灯します。
腰痛を引き起こす主な原因
①骨盤・背骨の歪み
長時間のデスクワークや座りっぱなしの生活が続くと、骨盤が後ろに傾いた「後傾」の状態になりやすくなります。骨盤が歪むと背骨のS字カーブが崩れ、腰椎(腰の骨)に過度な負担がかかり続けます。これが慢性腰痛の大きな原因のひとつです。
②体幹・股関節周りの筋力低下
腰を支えるためには、腹筋・背筋・股関節周りの筋肉がバランスよく働くことが重要です。これらの筋肉が弱くなると、腰の骨や関節だけで体重を支えることになり、腰への負担が増大します。運動不足や加齢で筋力が落ちている方に多いパターンです。
③日常の姿勢・動作の癖
椅子に浅く腰掛ける、足を組む、立ち仕事で片足に重心をかけるなど、日常の無意識な癖が体の歪みを生み出します。これらの癖が続く限り、どんな施術を受けても腰への負担は取り除けません。
④股関節・胸椎の硬さ
意外に思われるかもしれませんが、股関節や胸椎(背中の骨)が硬くなると、その分の動きを腰が補おうとして腰への負担が増えます。腰痛の原因は必ずしも腰だけにあるわけではありません。
当院では施術前のカウンセリングで、姿勢・日常動作・生活習慣を丁寧に確認します。骨盤・背骨の状態や筋力のアンバランスを評価した上で原因を特定し、施術とセルフケア指導を組み合わせて根本改善を目指します。
自分でできる腰痛改善のポイント
①座り方を見直す
椅子に座るときは坐骨(お尻の骨)で座ることを意識しましょう。背もたれに深く寄りかかると骨盤が後傾しやすくなります。足の裏全体を床につけ、膝が90度になる高さに椅子を調整するのが理想です。
②1時間に一度は立ち上がる
長時間同じ姿勢を続けることが腰への最大の負担のひとつです。1時間に一度立ち上がり、その場で軽く体を伸ばすだけでも腰への負担を大きく減らせます。
③股関節のストレッチを取り入れる
仰向けに寝て片膝を胸に引き寄せる「膝抱えストレッチ」を左右各30秒。股関節周りが柔らかくなると腰への負担が分散されます。痛みが強い時期は無理せず、痛みが落ち着いてから始めましょう。
まとめ
腰痛が繰り返す方は、痛みを抑えるだけでなく、原因にアプローチすることが重要です。骨盤の歪み・筋力低下・日常の姿勢の癖を見直すことで、腰痛を根本から改善することができます。
整体シーミアでは、お一人おひとりの体の状態を丁寧に確認し、原因にアプローチする施術と日常でできるセルフケアをお伝えしています。
腰痛でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。初回体験は2,980円からご利用いただけます。